東欧史 ウクライナとロシア (当エッセイを読むだけで、だいたいイメージ出来る) 隣国だから仲良くしよう?は、必ず失敗する。仲良く出来ないから同一国じゃなく境界線引いて隣国。「仲良く一緒に」は、有り得ない。 コサックの国ウクライナは、十年でも二十年でも百年でも、自分達を敵とみなす相手とは戦い続ける。それこそ軍事国家の面目躍如。 2024.01.06 東欧史
東アジア史 古代中国王朝と大和朝廷の関係 (当エッセイを読むだけで、だいたいイメージ出来る) 「倭」という言葉は、漢民族が、非漢民族の全てを一緒くたに指す蔑称。しかし日本では、自分達のみが「倭人」と勘違いしている。 正しくは、中国が「倭人」「倭国」と言う場合、日本人や日本国とは限らないが、日本人や日本国を意味する場合もある。という事。 2024.01.02 東アジア史
西アジア史 「水」と「情報」の価値を知るユダヤ人 イスラエルは、水の為、情報の為なら命をかける。 「水」と「情報」。この二つの価値を世界で最も知るイスラエルは、この二つを駆使してパレスチナを抹殺しようとしている。 「水」も「情報」も無料で手に入れる日本人は、無料の恐さを知ろうともしない。 2023.12.15 西アジア史
民族・部族興亡史 民族・部族興亡史(1)=古代南欧の火薬庫・イリュリア= 全能の神ゼウスとセメレーが恋に落ちた。嫉妬したヘラは、夫ゼウス自身の手でセメレーを焼き殺させる。 それでもヘラの嫉妬の火は消えず、セメレーの家族全てに不幸を与える。 ギリシア神話の悲話で始まるイリュリア建国物語。そして悲しい滅亡へと向かう。 2023.12.13 民族・部族興亡史
西欧史 ベルギー 神聖ローマ、フランス、イタリア。他、様々なヨーロッパ国家の"血の源"となったサリ・フランク族。 サリの故地は、現在のベルギー・トゥルネー。現代では、EU本部が置かれワン・ヨーロッパのシンボルであるベルギー王国。 最も行ってみたい国です。 2023.12.09 西欧史
西欧史 フランダースの犬を嫌うフランデレン フランス人のようでそうじゃなく、ドイツ人のようでそうじゃないフランデレン人。 フランデレンは、一度は一つの国家に成ったが内部で宗教対立し、北のネーデルラント、南のベルギーに分かれた。 ベルギーには、ワン・ヨーロッパを目指すEU本部が置かれた。 2023.12.05 西欧史
アフリカ史 南アフリカの1989年 激動の年、1989年。そのクライマックスはベルリンの壁崩壊、そしてビロード革命。 しかし、南アフリカの12月は別の出来事で沸き返った。それが、"囚人"ネルソン・マンデラとデクラーク大統領の接見。 やがて二人は、ノーベル平和賞を共に受賞する。 2023.11.21 アフリカ史
西アジア史 パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(4)~パルミラの落日とローマの貴婦人~ 手錠と鎖で繋がれた美麗女王ゼノビアの敗北とパルミラの落日。 ローマと共に歩んでいたなら、パルミラは恐らく世界を変えた。 パルミラこそが第二のローマ、或いは新ローマになれたであろう。そして女性史は大きく変わり、女性の地位問題なども無かった。 2023.11.19 西アジア史
西アジア史 パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(3)~ゼノビアの大敗北とアンティオキア~ ゼノビアは、稀に見る女君主だった。それは疑う余地はない。 しかし、勝ち過ぎた事で、聡明且つ冷静で感情に流される事の無かったゼノビアでさえ、自身と自国を過信した。 パルミラこそが東方帝国、自分こそが東方皇帝と、ローマ帝国を過小評価してしまう。 2023.11.19 西アジア史
西アジア史 パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(2)~王妃から女王へ~ 砂漠の薔薇。ゼノビアは、夫亡き後に、自ら女王としてパルミラに君臨する。 遂に、敬愛する"祖先"クレオパトラの国エジプトも統治下に置いた。 ギボン曰く、「女性による統治といえば、感情問題による紛糾が付き物。しかし彼女には当て嵌まらない。」 2023.11.19 西アジア史