2023-11

LOVE & EROS

『恋愛論』と、ベートーヴェンのラブレター

好きなら、それを素直に恋文に表す。 希代の女ったらしで政界の伊達男メッテルニッヒとは一味違う天才楽師ベートーヴェン。更に、恋愛の神様スタンダール。その他・・・ 18世紀後半~19世紀前半のヨーロッパには、戦争拡大期にも恋を語る男達が大勢いた。
北欧史

仮面舞踏会で始まり、仮面舞踏会で閉じた、デンマーク王妃の恋

デンマークは、世界で最も幸福度が高く、そして世界で最も官能的で刺激的な国。 アダルトなお遊びと言えば「お医者さんごっこ」。 ですが、"ごっこ"ではなく、本当の医者との性愛に溺れてしまったのが、クリスチャン7世妃のキャロライン・マティルダ。
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キス~接吻~

●手の上なら尊敬のキス ●額の上なら友情のキス ●頬の上なら厚情のキス ●唇の上なら愛情のキス ●閉じた目の上なら憧憬のキス ●掌の上なら懇願のキス ●腕と首なら欲望のキス ●さてそのほかは・・・みな狂気の沙汰
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小説『ロリータ』と「ロリータ・コンプレックス」

女性が最も溌溂とした美しさを放つ時期が「ニンフェット」年齢期。つまり9歳から14歳と言われている。 思春期真っ只中のこの年齢期に、日々成長しない筈がない。 その成長を嫌うという事自体に無理がある。無理を承知の恋をする「ロリコン」は異常で危険。
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人妻

人妻に特定の年齢域はない。 それでも、「人妻」という言葉には、背徳な性愛関係を期待させるような独特の「匂い」がある。 だから、女性ではなく既婚者でもなく母でもなく「人妻」という言葉に男はつい惹かれてしまう。
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ロリコンの本質と毒性

「ロリコン」は、相手の年齢とその見た目の眩しさに対して盲目的な恋をする。 年齢に恋をする、相手がその年齢だから興味を持つ「ロリコン」には将来を約束する事など不可能。 将来を約束出来ない人間を、信用出来る道理が無い。
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ヘディ・キースラー・マーキーの「Secret Communications Syaytem」

ヘディ・キースラー(1914年11月9日生)は、 19歳で主演した『エクスタシー』(チェコ映画)で、映画史上初めてオーガズムを表現した名女優として知られる。が、 無線技術で人類に貢献した凄い技術者でもあり、Google社も高く評価している。
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野獣だって愛を知る

怪物が人間の女を襲う話は数多ある。 自分では果たせない"美女凌辱"を異種生物に任せてそれを見て興奮する。呆れ果てる? しかし、今に始まった事じゃない。国の始まりなど、神話にはそういう内容が盛りだくさんです。
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ニンフェット

ニンフェットしか愛せない男達の欲望は衰えることは無い。 なので、百歳近くなった者が、まだ「男」でいようとする場合だってある。 気味が悪い欲望には違いないが、屈折した倒錯的愛情を捨てさせないほど「ニンフェット」には魅力(魔力)がある。
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サッフォー。十番目のムーサと称された才媛

人類史上最も美しい"女性教師"。 且つ、同性への愛の詩を綴った詩人でもあり、サッフォーが暮らしたレスヴォス島は「レスビアン」の語源となった。 死後100年以上経って生まれたプラトンは、サッフォーを逢う事が叶わない恋人のように思い焦がれた。