歴史、地球、宇宙、等々に関する私的なエッセイ(駄文)を書いています。
『歴史』を確認出来ないヒト達の話
ホモ・サピエンスの歴史の始まりは、今から約7万年前。
ですが、現実的にはほんの数千年前のシュメール人から「歴史の言葉」(文字)が姿を現し始めたのであり、
それ以前のヒトを歴史利用するなど以ての外なのである。と、個人的には思うのである。
最古のヒト
ヒトは、いったい何処(いつの時代)で明確にヒトとなったのか。ヒトの祖先を求める旅(発掘調査)は現在でも世界中で繰り返されている。
最古のヒトはアウストラロピテクスではなく、サヘラントロプス・チャデンシスという見解が一般的にも浸透して来た。
秘密
狩猟採集社会の(一つの)集団は、同じ価値観を持つことを当たり前とされ、秘密を持つことを許されない社会であったと考えられる。
自分だけの考えを持つことは否定され、全て、オープンにして生きなければならない時代だった。だから、何も隠せないし隠さない。
四苦八苦
自分以外の人々の「苦」を思いやれなくなった時、自らを特別視している自分の傲慢さに気付くべき。
人の歩む道には、楽な道など微塵も用意されていない。
ある筈もない楽な道があると教える者たちは皆大噓吐きのろくでなし。けっして信じてはならない。
レオナルド・ダ・ヴィンチとイタリア戦争
「人間は、やり通す力が有るか無いかによってのみ、称賛、或いは非難に値する」
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉ですが、実は、完成作品が少なく、『モナ・リザ』さえも未完成作品であるとか。
軍事にも秀でた人ですが、戦争との関りも妙に中途半端。実に謎です。
詐欺と虚飾のジェノサイド
大日本帝国軍は、南京で民間人を殺したかもしれない。が、
南京の被害者数には色々な数字があるが、民間人死者数よりも兵隊の死者数の方が圧倒的大多数。
一方、原爆や大空襲で日本の民間人が大量虐殺されたことは棚上げされている。どういう事だろうね。
「ハズレ」を喜ぶ
戦争とか自然災害とかではなく、大きな天体衝突が起きたら、一瞬にして全人類が一緒に消えて無くなることも有り得る。
今、この瞬間にそういうことが起きても何ら不思議ではない。宇宙規模で起きることに対して、地球人類だけが命拾いする保証は何もない。
ハインリヒ・シュリーマンは、善人か悪人か
史実は、学者や博識者だけのものではない。人類すべての共通資産です。
その事を類まれなる行動力で示してくれたハインリヒ・シュリーマン。
武器商人(武器密輸)転じて、アマチュア考古学者。世紀の大発見を経て再び密輸に手を染め、最後は尊敬された人。
史書に触れる幸福感
19世紀を代表する歴史の大家、ヤーコプ・ブルクハルトは、歴史を哲学的に語ることをせず、あくまでも、知り得た知識に対して忠実に物語った。
でも、知り得た知識を基にどうしても余計な空想(妄想)をしてしまうのが普通に歴史を好きな人。それでいいと思う。
「時代」を修復する人達
ヨーロッパでは、紙本保存修復や美術修復を家業としている。
修復・保存を生業とするには、技術は勿論、歴史や文化に対する敬愛が必要となる。
敬愛の想いがあるからこそ、より高い技術を求め続けられる。正に、人類の歴史が続く限りSDG'sですね。