フランス

ALLジャンルエッセイ

オートクチュールとプレタポルテ

ファッション業界に大きな役目を果たしたパリ・コレ。モデルという職業を生んだパリ。 でも、実はフランス人ではなくイギリス人が大きく貢献していた。 チャールズ・フレデリック・ワースがパリに移住しなければ、パリ・コレもモデル業も誕生しなかった、かも。
時を紡ぐ~Japan~

日本海

日本海を「日本海」と名付けたのは、1805年当時の帝政ロシア海軍提督クルゼンシュテールンです。 世界的探検家にしてフランス海軍の将軍ラ・ペルーズ伯に敬意を表しての名付けです。 日本海の呼称は世界中が公認し、韓国だけはその呼称に発狂する。
LOVE & EROS

危険な関係

「二人だけの秘密」という誘惑の言葉で少女を酔わせたつもりが、その言葉に自分も酔ってしまって歯止めが利かなくなった愚かな大人達。また、その逆も然り。 兎に角、危険な関係であればあるほど「秘密」にしたいのだろうけど、危険な関係度が深化していく程に秘密の密度も上がり限界を超える。
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世界で最も多くの人の心が寄せられる墓地ペール・ラシェーズ

パリ・コミューン独立運動に対し、当時のヴェルサイユ政府軍は、「市民の生命は鳥の羽根ほどの重さもない」という強硬姿勢を一切崩さなかった。 最後の抵抗地となったペール・ラシューズは、老若男女問わず、軍事制圧された市民の遺体で埋め尽くされた。
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『恋愛論』と、ベートーヴェンのラブレター

好きなら、それを素直に恋文に表す。 希代の女ったらしで政界の伊達男メッテルニッヒとは一味違う天才楽師ベートーヴェン。更に、恋愛の神様スタンダール。その他・・・ 18世紀後半~19世紀前半のヨーロッパには、戦争拡大期にも恋を語る男達が大勢いた。
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ショーペンハウアー母子の確執

偉大な哲人アルトゥル・ショーペンハウアー。でも賢明な哲学者という表面上の評価とはまるで異なり、 すねっ齧りで、甘えん坊で、我が儘だ。 しかも、女好きで、ただの女好きではなく間違いなくロリコンで、どうしようもない人。結局は、母の偉大さに救われた。
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ショーペンハウアー母子の愛憎

華麗にして誇り高き賢女、ヨハンナ。偉大にして孤独過ぎる窓際の聖者。稀代の哲人アルトゥル。 このショーペンハウアー母子の愛憎・確執は下手な小説を読むより面白い。 しかし、全てが真実とは言い難く、面白可笑しく創られた部分もありそうだ。