2023-12

ALLジャンルエッセイ

レオナルド・ダ・ヴィンチとイタリア戦争

「人間は、やり通す力が有るか無いかによってのみ、称賛、或いは非難に値する」 レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉ですが、実は、完成作品が少なく、『モナ・リザ』さえも未完成作品であるとか。 軍事にも秀でた人ですが、戦争との関りも妙に中途半端。実に謎です。
ALLジャンルエッセイ

詐欺と虚飾のジェノサイド

大日本帝国軍は、南京で民間人を殺したかもしれない。が、 南京の被害者数には色々な数字があるが、民間人死者数よりも兵隊の死者数の方が圧倒的大多数。 一方、原爆や大空襲で日本の民間人が大量虐殺されたことは棚上げされている。どういう事だろうね。
ALLジャンルエッセイ

「ハズレ」を喜ぶ

戦争とか自然災害とかではなく、大きな天体衝突が起きたら、一瞬にして全人類が一緒に消えて無くなることも有り得る。 今、この瞬間にそういうことが起きても何ら不思議ではない。宇宙規模で起きることに対して、地球人類だけが命拾いする保証は何もない。
ALLジャンルエッセイ

ハインリヒ・シュリーマンは、善人か悪人か

史実は、学者や博識者だけのものではない。人類すべての共通資産です。 その事を類まれなる行動力で示してくれたハインリヒ・シュリーマン。 武器商人(武器密輸)転じて、アマチュア考古学者。世紀の大発見を経て再び密輸に手を染め、最後は尊敬された人。
時を紡ぐ~Japan~

信長と家康の同盟、その前に”織田・浅井同盟”あり

楽市・楽座は信長の発案ではなく、その初見は天文18年(1549年)の近江・観音寺城城下に於ける楽市令とされる。 始めたのは当時の近江守護職・六角定頼。 定頼の嫡男承禎は、後に安土で楽市楽座を行う信長と幾度となく戦い、名門六角は終焉する。
ALLジャンルエッセイ

史書に触れる幸福感

19世紀を代表する歴史の大家、ヤーコプ・ブルクハルトは、歴史を哲学的に語ることをせず、あくまでも、知り得た知識に対して忠実に物語った。 でも、知り得た知識を基にどうしても余計な空想(妄想)をしてしまうのが普通に歴史を好きな人。それでいいと思う。
ALLジャンルエッセイ

「時代」を修復する人達

ヨーロッパでは、紙本保存修復や美術修復を家業としている。 修復・保存を生業とするには、技術は勿論、歴史や文化に対する敬愛が必要となる。 敬愛の想いがあるからこそ、より高い技術を求め続けられる。正に、人類の歴史が続く限りSDG'sですね。
ALLジャンルエッセイ

偉大な芸術家の思い出に

嘗て、帝政だった頃のロシアは、世界中から尊敬されるような音楽家や作家を数多く輩出した。 中でも、トルストイ、ドフトエフスキー、ツルゲーネフ、チャイコフスキー、ルビンシテイン兄弟などは、 人類史にその名を刻まれる偉大な人たちである。素晴らしい。
時を紡ぐ~Japan~

円の話

1871年に1米国ドル=1日本円でドル円相場はスタートした。 150年以上が過ぎた現在、1米国ドルは150日本円前後で推移している。物凄い円安である。何故こうなったのか。 通貨のマジックなのだけど、兎に角、自国通貨の弱さを喜ぶ国の未来は暗い。
フットボール系エッセイ

ラグビーの歴史アレコレ(1)~起源~

フットボールの原点は、一つの玉を奪い合いゴールを目指す伝統の祭りハグボール。 そして、1863年にフットボール・アソシエーション協会が発足した当初のルールは、 アイルランドの国技であるゲーリック・フットボールに極めて近いものだった。