国家論的エッセイ

東欧史

ウクライナ史 ~コサック現る~

ロシアがウクライナとの戦争に投じている「契約軍人」は登録コサックに近い。 登録コサックは、生涯軍人。兵役拒否を出来ないことを前提に、自由権・自治権・土地所有権・行政権・裁判権などが付与された。 が、国家財政を圧迫した。ロシアは大丈夫なのか?
アフリカ史

ラグビーの歴史アレコレ(11)~人種差別問題を乗り越えたスプリングボクス~END

俺たちは、今やラグビー・チーム以上の存在だ。全てのこと(習慣の違い、肌の違い、先祖の国の違い、宗教の違い、生活環境の違い、何もかも)に慣れないとこの瞬間には出会えなかった。 南アフリカはきっと変わる。 俺たちも変わる。変わらないとならない。
フットボール系エッセイ

ラグビーの歴史アレコレ(9)~大牟田=≫八幡=≫福岡・・・~

福岡のラグビーをけん引したのは何と言っても八幡製鉄(日本製鉄九州八幡)。 全国社会人ラグビー選手権に於いて(現在のトップリーグに相当)、1950年第3回大会で初優勝して以降、1965年の第18回大会までに12回優勝(最長連続優勝4年含む)。
アフリカ史

ケニア独立運動史~光と影~

「白人がアフリカにやってきたとき、われわれは土地を持ち、彼らは聖書を持っていた。彼らはわれわれに目を閉じて祈ることを教えた。われわれが目を開いたとき、彼らは土地を持ち、われわれは聖書しか持っていなかった。」 初代ケニア大統領ケニヤッタの名言。
東欧史

古代のヨーロッパ文化変遷~主役はスラヴ?~

紀元前4900年頃に成立したヴォルガ川中下流域のフヴァリンスク文化と、紀元前4500年頃に成立したドニエプル川中流域のスレドニ・ストグ文化。 この二つの合流文化であるヤムナ文化は、古代バルト・スラヴ系文化(プロト・スラヴ)の基層と云われます。
民族・部族興亡史

民族興亡史(3)=キエフ・ルーシ=

ゲルマン民族系部族の多くが遊牧系騎馬民族相手に太刀打ち出来なかった中で、殆ど無傷だったのがノルマン人ヴァイキングだった。 フン族がスカンジナヴィアへ向かわなかっただけの事だったかもしれないが、東スラヴ人は藁をも掴む思いでヴァイキングと握手した。
民族・部族興亡史

民族・部族興亡史(2)=スラヴ語族と騎馬民族(キエフ・ルーシ誕生以前の東スラヴ史)=

古代スラヴ語族は、コーカサス地方を北上し、黒海北岸一帯を陣取って領域を拡大していった。 しかし、遊牧騎馬民族に侵略されて、東、西、南という3つのグループに分かれた。 汎スラヴ主義者は、一つのスラヴに戻れると狂信的思想を持つがそれは絶対に無理。
東欧史

ウクライナとロシア (当エッセイを読むだけで、だいたいイメージ出来る)

隣国だから仲良くしよう?は、必ず失敗する。仲良く出来ないから同一国じゃなく境界線引いて隣国。「仲良く一緒に」は、有り得ない。 コサックの国ウクライナは、十年でも二十年でも百年でも、自分達を敵とみなす相手とは戦い続ける。それこそ軍事国家の面目躍如。
東アジア史

古代中国王朝と大和朝廷の関係 (当エッセイを読むだけで、だいたいイメージ出来る)

「倭」という言葉は、漢民族が、非漢民族の全てを一緒くたに指す蔑称。しかし日本では、自分達のみが「倭人」と勘違いしている。 正しくは、中国が「倭人」「倭国」と言う場合、日本人や日本国とは限らないが、日本人や日本国を意味する場合もある。という事。
ALLジャンルエッセイ

詐欺と虚飾のジェノサイド

大日本帝国軍は、南京で民間人を殺したかもしれない。が、 南京の被害者数には色々な数字があるが、民間人死者数よりも兵隊の死者数の方が圧倒的大多数。 一方、原爆や大空襲で日本の民間人が大量虐殺されたことは棚上げされている。どういう事だろうね。