人と国家の光と闇

西アジア史

パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(1)~パルミラ王国と美麗女王ゼノビア~

パルミラ王国の女王ゼノビア。祖先クレオパトラ(7世)以上の最高の美女、且つ、歴史上稀に見る最高の女性指導者。 砂漠の薔薇と称され、現代に於いても色褪せない魅力を放つ。 敵対し、勝利を重ね、しかし最後は屈したローマ帝国で、彼女は余生を送る。
北欧史

仮面舞踏会で始まり、仮面舞踏会で閉じた、デンマーク王妃の恋

デンマークは、世界で最も幸福度が高く、そして世界で最も官能的で刺激的な国。 アダルトなお遊びと言えば「お医者さんごっこ」。 ですが、"ごっこ"ではなく、本当の医者との性愛に溺れてしまったのが、クリスチャン7世妃のキャロライン・マティルダ。
北欧史

赤毛のエイリークと幸運なるレイフ

極寒の北極海に面する巨大な島・グリーンランド。 グリーンランドの主権問題は、今後の世界経済ばかりか、地球全体の生活環境を左右しかねない大きな問題だ。 しかし、日本では大した話題にも上らない。やっぱり、国際問題に対する日本人の意識は薄い。
西アジア史

パレスチナに対するジェノサイドとBCE1200カタストロフ

紀元前1200年のカタストロフで地中海沿岸やアナトリアの暮らしは破壊された。それ以降も、地域の大国が複数滅亡する。 国家滅亡に殺戮は付き物で、数万人~数十万人が殺された。 現代のパレスチナでも殺戮は繰り返される。何がそんなに憎い?人間は罪深い。
民族・部族興亡史

国家は必ず病む

身内以外の幸せを保障しない。そういう民族がいつまでも尊敬を受け続けられる道理はない。 領域を拡張し続け、占領地の民を大切に扱わない大帝国モンゴルは疎まれ瓦解した。 人間は病を患う。国家も、人間によって作られたのなら必ず病むのである。
西アジア史

歴史を正す革命

人類に文化を齎す結果となったのは、認知革命、農業革命、科学革命など、大きな革命が起きたからである。 実はこれらの革命は現在も進行中であり、全く別の人類を生む可能性を秘めている。 人類に伸びしろがないと神が判断したら、別の人類が生まれるかもね。